おはようございます!
神奈川は今朝はからっと晴れました。
しばらくブログをお休みしてしまいましたが、
(所属事務所ムジカキアラのサイト*こちら*もご覧ください)晴れたので(ん?)
先週末の長野県松本市まつもと市民芸術館でのコンサートのご報告をします!
 
3台のフォルテピアノ(のうち、2台はアンティーク)を持ち込みました。

ステージの上には

アントン・ワルター作1790年頃のフォルテピアノの”コピー” 
(ヘラート・タウンマン氏製作 2003年 オランダ) 

ミヒャエル・ローゼンベルガー ウィーン 1820年ごろのオリジナル

プレイエル パリ 1840年ごろのオリジナル

スタインウェイ (・・・何年製なのかお訊きしなかったです。とっても新しそうな音でした)

の4台が。
まつもと市民芸術館さんのご厚意で、前日丸一日リハーサルさせていただけましたので、
ぴあのたちをどう並べるか、照明さんや舞台さんたちみなさんがわたしのわがままをとことん
聞いてくださり、おつきあいくださって、素敵な舞台セッティングが出来上がったんです。

こんなこと、めったに訪れない幸運です!

なんて贅沢なんだろうって、そのシチュエーションに酔いしれて張り切り過ぎたリハーサルでした!

レクチャーでもコンサートでも、ハンディカムで、ピアノの内部の詳細や、5本あるペダルを
映し出しながら演奏したり、視覚的にも楽しんでいただけるような工夫をしたのですが、
ほどよい具合に投影されるには、実はかなりいろいろな工夫が必要なのだということが、
今回初めて分かりました!
映像が暗すぎないように角度を付けて照明を当てたり、舞台後ろのスクリーンに投射したときに
楽器の陰になって見にくくならないようにするなどなど。
天井の高いところに上って行って、とっても手間がかかる作業をテキパキ、楽しそうに
やってくださいました!
まつもと市民芸術館の舞台さんチーム、らぶです!!

翌日は、11時から約45分のレクチャー、 14時からコンサートでした。
スクリーンに用意しておいた写真や当時の絵画の画像を 映し出しながら、
フォルテピアノっていうのは 現代ピアノに対する総称であって、
ひとつの型、タイプ、規格みたいなものはなくて、一台一台違うピアノが
作られていた時代だったんですよ〜〜ということをお伝えしました。

ずっしりのアンケート、帰りのあずさの中で、ぜんぶ読ませていただきました。
 感激・・・しました。
不器用でも、がんばって伝えようとすれば、ぜったい伝わるんだなーーって、
書いてくださった皆様から、励まされました!
 
今週土曜日は日立シビックセンターでこのようなコンサートをいたします。
今度は合計3台のピアノのレクチャーコンサートです。
お近くのみなさま、是非いらしていただきたいと思います。
ピアノをより、好きになっていただけるように、願いながら弾いてきます☆