平井千絵 フォルテピアノだより

フォルテピアノの音色に魅せられ、オランダ留学→演奏活動開始、住むこと10年以上。2012年春に帰国しました。フォルテピアノ(現代ピアノのご先祖さま)奏者、指導者として活動しています。所属事務所ムジカキアラ http://www.musicachiara.com 東海大学芸術学科非常勤講師  東海大学生涯学習講座「大人のためのピアノ教室」https://ext.tokai.ac.jp/staticpages/index.php/koza-detail?id=2018aSAT02

新聞・雑誌・テレビ

ムジカノーヴァ10月号

ミョウガの好きな平井千絵です。

星が日本一きれいな村、阿智村から帰って家中風邪っぴき、

えっちらおっちらしていたらシルバーウィークも終わりそうです!

先日(20日)発売のムジカノーヴァ誌、今月の一曲の

アナリーゼを担当しております。

http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/musicanova

ベートーヴェンのバガテル作品33−3 ヘ長調です。

11月15日に大倉山記念館で、この曲をフォルテピアノで演奏しますので、

ぜひいらしてくださいね!



久しぶりすぎて

こんにちは!

きゅうりが美味しい季節になりました。
オランダで、最も食べなくていいや と感じていた食材です。
柚子胡椒より、黒酢が欲しいと感じるのは、湿度のせいでしょうか。
まぁそんなことは どうでもいいですね

あまりにブログから遠ざかってしまったので、書きにくく
なっていました。
・・・ばかだなぁ。
じぶんのブログなのに。
なんだか開きづらくなっていまして(汗)

Facebookだと、電車に乗っている時や、寝かしつけ成功後などの
スキマ時間に、スマホからちょこっと、つぶやくような感じで
できるのですが、
いえ、できると思えるのですが、 
ブログを書く、ブログで発信するというエネルギーが
しばらく湧きませんでした。
 下の子が1歳を過ぎて、大学勤務も一年経って、ちょっと慣れてきて、
すこし、いろいろなことに余裕が出てきたような。

2014年2月に出産して、
3月に佐藤俊介くんとエマニュエル・ジラールさんとのトリオの本番、
4月にリリース記念リサイタル、そして東海大学での勤務開始、
夏には、セヴラックという作曲家の作品との運命の出会い(!)がありました。
秋には、初めてのベビー・キッズコンサートを経験。チェンバロ、フォルテピアノ、ピアノと
3台を弾き分けながら、トークも頑張りましたっ!
息子も来て聴いてくれて、おかあちゃんはちょっと嬉しかった。
群馬県の桐生市にも初めて行ったし、ギターの鈴木大介さんとの3回目の共演も
嬉しかったなぁ!
今年の2月には、久しぶりにオランダでフォルテピアノでのリサイタルをしました。
メンデルスゾーンとバッハを中心に、日本やスカンジナビアからも聴きに来て
くださった方がいて、感激でした。
久々のオランダは、大好きなひとたちの間でリラックスでき、これまた久々に、
家族と離れてひとりきりの時間と静寂をかみしめました。
3月には、素晴らしいバリトンの近野賢一さんと、シューベルトの歌曲
「冬の旅」を初めて本番で演奏しました。
東京・春・音楽祭では、重要文化財の国立科学博物館日本館で演奏しました。
フォンテックさんから出している、Mozart Speaks というCDシリーズ
第4弾のレコーディングも、少しはおもしろく歳をとっているかなと思える
ものになったと思います!

・・・と、ゆるっとのろっと活動していましたが、
だんだんホルモン分泌が通常営業に戻ってきたと言いますか、
記憶機能も、計算機能も戻って来たような気がいたしまして、
それと同時に、わ〜〜〜〜〜っと、弾きたい曲ややりたい企画が
浮かんできてしょうがない状態になっています。
↑通常でもあやしいのに、輪をかけて計算も記憶もあやしくなる、
というのはホルモンのシワザらしく、人間の体というのはおもしろいなぁ。

というわけで、テレビのない我が家ではリアルタイムには見られませんが、
今夜 21:30〜の
NHK Eテレ ららら・クラシック ちょこ〜〜〜〜っと
ちょこ〜〜〜〜っと 出ます。
ピアノの歴史ということで、ピアノのご先祖の フォルテピアノに
スポットが当たりました!
楽しみ&ちょっとドキドキです。

よし、ブログももうちょっとちゃんと書こう。
ひどい文章だなぁとか、気にしすぎず、書くぞ。書きます。はい。

NHKさんがいらしたときの図↓
このフォルテピアノにはペダルが5本ありまーす!

IMG_3342

今年も来年もおもしろくしていきますので、どうぞよろしくお願いします!

 

連弾コンサートの写真

スタンリー・ホッホランド氏と連弾コンサートの記事と写真が地元の新聞に載ってます。
私が感じただけでなく、この記者さんも、”お客さんのシックな装い”
について書いてますね~

演奏する時の服って、腕が楽に交差できるように、とか
いくつもあるペダルを踏み間違えないように裾がさばきやすい
もの、とか床とペダルの距離が短いのでヒールは履けない、とか
いろいろ制約があるので、お客さんの自由なおしゃれを見るのは
とても楽しいです!

おとといはエンスヘデEnschedeのエドウィン・ボウンクさんの
工房に、きのうはアムステルダムで”9つの通り”と呼ばれ
最もシックでおしゃれといわれる通りにあるお宅でミーティング
でしたー

素敵なものに触れると時間を忘れるようでほんとに楽しい・・・
そしてその忘れた時間をあとから思い出すのも楽しいですよね!

古楽情報誌 アントレ

古楽情報誌アントレ4月号の ぱうぜ というコーナーに、
私の書いた文が載っています。
息抜きになるような、気楽な感じで・・・というお話だったので
素のまま書いてみました。
オランダでの日常を知りたい方(?!)、どうぞお手にとって
みてくださいませませ。スタンリー・ホッホランドさんも登場
しますので、彼を知りたい方もぜひどうぞ!
宣伝でしたっ本

先週末の雪模様。すごい風にあおられて、雪の粒が映ってませんねー。
5a35c184.jpg


雪がやんでノミの市に行きました。
フロニンゲンのはちみつ入りマスタードを買ってみました。
アウデカース(ゴーダチーズの成熟度が高いもの)にちょっと
ぬって食べるとおいしい!
b5c090aa.jpg

本目当てで行ったのですが、寒すぎて探すのに気合が入らなかった
こともあり、なにも見つからず。
今週はだいぶおだやかなお天気です。

王子ホール マガジン

王子ホールのメンバー専用マガジン「王子ホールマガジン」の2007年夏号
私の楽器が紹介されています。
大きな美しい写真とともに・・・。
楽器、とくにピアノやフォルテピアノ、チェンバロといった鍵盤楽器の
写真って難しいと思うのですが、とてもハンサムに撮ってくださってバラ
感激です。
特に私の楽器、ローゼンベルガーは形が丸いので、自分で全体を撮ろうとすると
なんだか不恰好になることが多いのです。
ベント・サイド(奏者の右手側楽器側面)も丸いし、鍵盤すぐ上の
ネームボードも丸くカーブしているし、脚も円柱形でこれまた丸!
ビーダーマイヤーの典型のようなデザインなんですね。

ところでつい何年か前に知ったのですが、この楽器、装飾の一部が消失しているのです。
私の前の前のオーナーさんから前のオーナーさんに渡る際、複数の修復家の
手を経て修復が行われたらしいのですが、そのときになくなってしまったらしいのです。
ネームプレート両脇に、本来は美しいお花や唐草模様やらの金色の装飾が
付いていたということを、昔々この楽器を写真に撮った方が教えてくださいました。
・・・いったいぜんたい、どこでどうやってなくなっちゃったのでしょう?!
鍵盤横・両サイドの装飾とぴったりマッチする、繊細な装飾だったのにな。
いったい今頃どこでどうしていることか・・・戻ってきておくれ~~

プロフィール

hiraifortepiano

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ